Q&A

 

ご質問一覧

回答集

カウンセリングではどういうことをするのですか?
当センターのカウンセラーが一番大切にしているのは、カウンセリングにおいでになった方のお話しをじっくりとお伺いするということです。皆さんのお悩みを伺いながら、まずは気持ちを整理したりや問題点を明確化できるようにお手伝いができればと思っております。その上で、問題点や悩んでいることに対してどのようにアプローチしていくかを一緒に考えていくようにします。

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申し込めばすぐにカウンセリングが受けられるのでしょうか?
当センターは完全予約制になっております。曜日によっては予約が詰まっていて、お待ちいただくことがあります。まずは、センターにお電話でお問い合わせいただければと思います。

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一回のカウンセリングの時間はどれくらいですか?
初回は60分間です。継続の場合は45分間、25分間という枠をご用意しております。

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カウンセリングって続けて受けるものですか?
ご相談内容や抱えておられる問題によります。続けて通うか否かかも含めて、一度おいでになってカウンセラーとご検討下さい。

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どのくらいのペースで通うのが良いのですか?
ご相談内容やクライアントの状況、ご希望、抱えておられる問題によって様々です。お通いになるペースはカウンセラーと相談して決めていきます。

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どのくらいの期間で終わりますか?
その方のご相談内容や、何を目標とするかで異なります。ただ、1〜2回の面接で変化をもたらすことは難しいので、少なくとも数回は継続的に来室されることをお勧めしています。
 

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すぐに悩みを解決したいので、直接アドバイスをしてほしいのですが。
カウンセリングには魔法のように問題を即座に解決してしまう力は残念ながらありません。
当センターのカウンセラーは皆様が抱えておられるお悩みに対して、すぐに具体的・直接的なアドバイスを行うより、共にじっくりと丁寧に問題に向き合う時間を重ねることを通して、ご自分についての理解を深めたり、問題と思っていたことにどう対処したら良いかをご自分の力で考えていけるようになることを目指してカウンセリングを行っております。

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毎回同じカウンセラーに話を聞いてもらえるのですか?
前回のカウンセリングでお話しいただいたことのつながりや変化などご相談内容の流れを継続的に把握しながらお話をお伺いするために、当センターではクライアントごとに担当者を決めて、毎回同じカウンセラーが対応することを基本としております。

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精神科の診察と何が違いますか?
精神科の診察では、医者が精神的な症状を中心にお話を伺い、症状を軽減するための薬が処方されます。カウンセリングでは、カウンセラーが現在困っておられることを中心にお話を伺い、丁寧に対話を重ねていくことで、お一人ではたどりつけなかった深い理解が得られたり、気付きや変化が生じるようサポートしていきます。

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健康保険は使えますか?
当センターは自費の心理相談機関です。医療機関ではございませんので、申し訳ありませんが健康保険はご利用いただけません。詳しくは「料金について」をご参照ください。

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会社から診断書を提出するように言われました。診断書は書いてもらえますか?
当センターのカウンセラーは臨床心理士です。医師ではありませんので、診断を下し、診断書を出すことはできません。
診断及び診断書をご希望の場合は、精神科医のいる病院やクリニックを受診して下さい。

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眠れないで困っています。薬を出してもらえますか?
当センターのカウンセラーは臨床心理士です。医師ではありませんので薬を処方することができません。
薬の処方をご希望の場合は、精神科医のいる病院やクリニックを受診して下さい。

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医療機関との提携はありますか?
当センターは林間メンタルクリニックの付属施設です。林間メンタルクリニックに通院し、薬物療法を受けながら当センターでのカウンセリングを併用しておられる方も多くいらっしゃいます。
受診もご希望の場合は、林間メンタルクリニックをご紹介することもできます。カウンセリング時にカウンセラーにお申し出下さい。
また、ご相談内容によってはカウンセラーから医療機関へ受診することをお勧めする場合もございます。

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現在通院中ですが、カウンセリングを受けてもよいでしょうか?
ご病気の治療過程によっては、カウンセリングを受けることが望ましいと言えない病状や時期もございます。精神科、心療内科などメンタル面での治療を受けておられる方は、まずは主治医に「カウンセリングを受けても良いかどうか?」をご相談いただいた上で、当センターにご予約下さい。なお、おいでいただく場合は、通院中の医療機関から紹介状、或いは診療情報提供書を初回時に必ず持ってきていただくことになりますので、よろしくお願いいたします。

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精神分析的心理療法とは何ですか?
精神分析は20世紀はじめにジークムント・フロイトによって始められた治療法の1つです。人間の心は意識的なこころと無意識的なこころの両方から成り立っているという考えを基礎にしていて、カウンセラーとの交流を通じて、両方の心の側面から自己理解を深め、さまざまな精神的症状や行き詰まりの意味が分かるようになることを目標としています。初回カウンセリングの後、数回にわたってアセスメント面接を行います。そこでは、悩みや問題の経過、これまでの生活の様子や対人関係の在り方などを聞かせていただき、取り組んでいくテーマや目的などをお互い検討しながら探っていきます。その結果を踏まえて、週1回45分の面接を継続して行います。その面接の中では、そのときに思い浮かんでいることをなるべくそのまま言葉にすることを通じて、心の両側面を深く理解していくことができるようになります。
ただ、すべての方に適応できるとは限りません。カウンセラーとご相談ください。
また、心理療法の種類によって担当するカウンセラーが決まっているためご予約時にご希望をお伝えください。

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家族療法とは何ですか?

家族療法は、1960年代以降に、個人療法の後から発展してきた心理療法です。その基盤には、家族とは数人の単なる集合ではなく、メンバー同士が互いに関係しあって全体としてまとまり、独特の構造を持って組み立てられたシステム、と考える家族システム論があります。家族メンバーに生じた問題を、個人の問題として見るのではなく、家族メンバー同士が影響し合う中で悪循環に陥っている家族システムの問題と考えます。そこで、問題を抱えた家族メンバーを、家族を代表して 問題を表現している、という意味で、IP(患者とみなされた人)と呼び、家族全体に働きかけて変化を促そうとするのが家族療法です。
また、心理療法の種類によって担当するカウンセラーが決まっているためご予約時にご希望をお伝えください。

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認知行動療法とは何ですか?

認知行動療法とは最近よくマスコミでも取り上げられている心理療法の一つです。特にうつ病や不安障害に効果があると言われています。
認知行動療法の“認知”とは“状況や出来事の受け止め方”のことを言います。私たちの気分・感情は、“認知”の仕方、つまり“ある状況や出来事をどう受け止めたか、どんなふうに考えたか”によって変わってきます。
例えば、うつ病にかかるとどうしても物事の受け止め方が悲観的・否定的に偏りやすくなります。それ故、ますます気分が落ち込み、自信や希望を失い、行動も消極的なものになっていくという悪循環に陥ってしまうのです。
認知行動療法では、悪循環に陥って悩んでいる各個人の認知の仕方のクセに焦点を当て、より現実的で柔軟な受け止め方ができないかを検討し、適応的に行動していけるようにサポートしていきます。
当センターでは認知行動療法に関心のある方を対象に講義形式の初心者向け入門コース(全4回)をご用意しております。どうぞお気軽にお問い合わせの上、ご利用ください。
また、心理療法の種類によって担当するカウンセラーが決まっているためご予約時にご希望をお伝えください。

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バイオフィードバックとは何ですか?

バイオフィードバック(BF)とは通常は意識できない体内状態を工学的な手法(BF装置)によりフィードバックして体内状態を意識的に変化させるアプローチです。緊張するとドキドキしたり冷や汗をかいたりしますが、不安や緊張は心だけでなく体の状態にも影響を及ぼしますから、心身両面に同時に働きかけるアプローチが効果的です。BF装置は心拍、発汗、皮膚温、呼吸等の変化をグラフや音に置き換えてフィードバックします。その情報を手がかりに呼吸を整えながら体内状態を望ましい方向へと変化させる、そのような訓練を重ねながら心身の状態を自ら改善する力を身につける、それがBFです。当センターでは、BF装置を用いて精神生理学的ストレスプロファイルを行い、ストレスと身体反応の関連について理解を深めていただいた後、主に心拍変動と呼吸を同期させる訓練を行います。不安や緊張をコントロールする確実な方法を身につけたい方にお勧めします。
また、心理療法の種類によって担当するカウンセラーが決まっているためご予約時にご希望をお伝えください。

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自律訓練法とは何ですか?

自律訓練法(AT)は1930年代にドイツの精神科医シュルツによって体系化された自己調整法です。標準練習は6つの公式から構成され、第1・第2公式(重温感練習)をマスターするとATの8割の効果が得られると言われています。練習は段階的に進めますが、例えば、重温感練習が終了する時点では「両腕両足が重くて温かい」という言葉を心の中で唱えながら、さりげなく両腕両足に注意を向けて重温感の心地よさをじっくり味わいます。多くの場合、そこで心身のシフトが生じて、ストレスに関連した心身の症状や過剰な悩みが軽減します。ATは神経症や心身症の治療法として開発されましたが、現在では一般的なストレス緩和法、健康増進法として用いられています。バイオフィードバック装置を用いて訓練の効果を確認しながら進めるATを自律性フィードバック訓練と呼びますが、当センターではこの訓練をお勧めしています。
また、心理療法の種類によって担当するカウンセラーが決まっているためご予約時にご希望をお伝えください。

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